「残酷な観客達」あらすじ見どころまとめ!欅坂46メンバー総出演ドラマ!

残酷な観客達のメイン画像

欅坂46メンバー総出演の「残酷な観客達」というドラマをご存知ですか?
2017年5月18日~7月20日まで毎週木曜日の0:59から放送された30分間のドラマです。
ファンの感想でも評価が大きく分かれた問題作なのですが、欅坂ファンなら一度は見ておきたい作品だと思います。

「残酷な観客達」のあらすじ・ネタバレや見どころを紹介していくので、気になる方はぜひ参考にしてみてください!

すでに放送が終了した作品なのですが、第一話から最終回まですべてhuluやビデオパスで視聴できます

「残酷な観客達」 あらすじ

「残酷な観客達」あらすじ
「残酷な観客達」の設定は、現在からそう遠くない近未来です。
学校では、個人情報保護の名のもと、生徒たちは名前ではなく番号で呼ばれるようになっていました。
そんな環境のなかで生活する女子高生たちは、突如として教室の中に閉じ込められてしまうところから、物語が始まります。
教室から脱出する唯一の手段は、教卓に置かれたタブレットの向こう側にいる観客達から「いいね」をもらうこと。
その教室の生徒たち全員が、いわば有無を言わさずYouTuberにされてしまったようなものです。
教室から脱出するため、生徒たちは観客から「いいね」をもらうために、観客達の気まぐれに振り回されながら、疑心暗鬼を深めていくというストーリーです。

公式サイトには、本格ミステリーとありますが、ミステリーというよりはパロディ色の強い作品でした。

現実のアイドルが直面する様々な問題を皮肉たっぷりに「残酷な観客達」の内容に織り交ぜているのが見どころです。

だから、ストーリーそのものを楽しむというより、欅坂46を含む現代のアイドルを取り巻く状況を面白おかしく眺めるというのが、オススメの楽しみ方ですね。

「残酷な観客達」 登場人物・主演・キャスト

「残酷な観客達」の登場人物は、生徒役の欅坂46全メンバーと観客たちです。
観客役には、人気YouTuberのヒカルさんやラファエルさんも出演しています。

普段は、自分たちが「いいね」を貰う側なのでが、「残酷な観客達」では逆になっているわけなんですね。

2017年5月のドラマなので、2018年に欅坂46を卒業した志田愛佳さんや今泉佑唯さん、米谷奈々未さんも出演しています。
生徒役のメンバーの名前と役名をまとめておきました。

番号役名メンバー
1石野紗英石森虹花
2岩本エレナ今泉佑唯
3内村渚上村莉菜
4岡本優希尾関梨香
5温田遥織田奈那
6古賀奈緒小池美波
7小柳郁美小林由依
8坂本はな齋藤冬優花
9佐野静香佐藤詩織
10椎名ケイト志田愛佳
11杉崎凛菅井友香
12須原美空鈴本美愉
13長野楓花長沢菜々香
14永嶺みこ長濱ねる
15橋本るな土生瑞穂
16浜野楓原田葵
17葉山ゆずき平手友梨奈
18望月琴守屋茜
19吉村梓米谷奈々未
20若本杏奈渡辺梨加
21和久綾乃渡邉理佐

この表を見ると分かるように、平手さん以外は欅坂46メンバーの名前と役名は名字の一文字目が一緒になっています。

そのため、欅坂46のメンバーリストと生徒名簿が同じ並びになるんですね。

何のためにこうなったのかはわかりませんが、欅坂46ファンの視聴者にわかりやすくなっていますね。

「残酷な観客達」 監督・制作スタッフ

企画・原作:秋元康
脚本:矢島弘一
プロデューサー:植野浩之
監督:矢島弘一・日暮謙

「残酷な観客達」 見どころポイント

見どころポイント①欅坂46を取り巻く状況をパロディとして楽しむべし

公式サイトでは、「残酷な観客達」は本格ミステリーと紹介されていますが、ミステリーを見たいと思って見ると少し残念かもしれません。

というのも、ミステリードラマというのは、普通物語が進行するごとに、謎が解決していくものですよね。

でも、「残酷な観客達」では、最終回でもほとんどの謎が解明されません。

実は、ネタバレになるのですが、最終回では長濱ねるが演じる永嶺みこにだけ、あることが起こるのです。

視聴者としては最終回でやっと、教室に閉じ込められて、「いいね」を観客からたくさん集めないといけないという謎が解明すると期待しますよね。

でも、永嶺みこと新たな登場人物によって、その謎さえ完全に放置されたまま、「残酷な観客達」では物語が終わってしまいます。

永嶺みこには、どんなことが起こったのか?そして、新たな登場人物とは一体誰なのかは、「残酷な観客達」をご覧になって、確かめてください。

では、謎が残るだけのストーリーの「残酷な観客達」の一体、どこを楽しめば良いのでしょうか?

私は「残酷な観客達」というドラマは、欅坂46を含む現代のアイドルたちが置かれている状況をパロディとして描いている作品だと思いました。

感想・考察
「残酷な観客達」は、アイドルの現状をパロディとして描いたドラマ

生徒たちはアイドル。観客達はオタクです。観客達はときにはアイドルを思いやるような温かい言葉を掛けるものの、基本的には支離滅裂な暴言・狂言を繰り返しています。

アイドルは、オタクからの温かい声援の感謝し、支離滅裂な暴言・狂言に傷つき、反発します。

そんな観客達の残酷な気まぐれによって、右往左往している現代のアイドルたちを描いているのが「残酷な観客達」というドラマなのです。

欅坂46といえば、「不協和音」や「サイレントマジョリティー」など、大人たちや世間への反抗がテーマの曲が有名です。

そんな彼女たちだからこそ、観客達=オタクの気まぐれに振り回されながら苦闘するアイドルのリアルな姿を表現できるのかもしれません。

見どころポイント②「残酷な観客達」で輝いていた欅坂46メンバー

ミステリードラマとしては少し残念な感じのある「残酷な観客達」ですが、それでも輝いていたのが、欅坂46のメンバーたちです。

そこで、私が「残酷な観客達」で注目した欅坂46メンバーを紹介していきましょう。

渡辺梨加

欅坂46ではトップレベルの美貌にもかかわらず、出演するバラエティ番組では極端なポンコツ&無口キャラの梨加ですが、演技になると人が変わります。

前作の「徳山大五郎を誰が殺したか?」の最終回で見せた演技力を再び見せてくれます。

「残酷な観客達」第七話では、渡辺梨加が演じる若本杏奈が初恋の人との思い出を振り返るシーンが印象的です。

やっぱり、演技になるとポンコツじゃなくなるようですね。

長濱ねる

「残酷な観客達」の主人公は平手友梨奈が演じる葉山ゆずきです。でも、第一回から最終回まで終始目立っていたのは、長濱ねる演じる永嶺みこでした。

二人は幼馴染という設定なのですが、永嶺みこが葉山ゆずきに近づくというシーンが多かったです。

そのため、私たち視聴者は長濱ねるの顔のアップを何回も見ることになります。

長濱ファンにとっては、「残酷な観客達」は長濱の顔のアップをたくさん見ることが目的のドラマともいえるほどです。

守屋茜

負けず嫌いで暑苦しいキャラの守屋茜は、望月琴役でも勝ち負けにうるさいテニス少女でした。

もともと守屋は決して演技が上手い方ではありません。どちらかと言えば、棒読み演技が彼女らしさともいえるほど。

でも、「残酷な観客達」第五話では、勝負に熱中するあまり、周りが見えなくなる感じが出ていましたが、もはや演技ではなく、リアルだと思うほどでした。

見どころポイント③エンディングテーマ「エキセントリック」が良い

「残酷な観客達」の主題歌は、欅坂46が歌う「エキセントリック」です。この曲は欅坂46の4枚目のシングル曲「不協和音」のカップリングソングで、ファンからの人気が高い一曲。
エンディングでは「エキセントリック」のMVが流されますが、ドラマの雰囲気とは少し違った欅坂メンバーのシリアスな表情が見どころです。

「残酷な観客達」 まとめ

欅坂46ファンなら、ぜひ一度は「残酷な観客達」をご覧いただきたいです。
たしかに、ミステリードラマとしては、必ずしも誰もが楽しめる作品ではないかもしれません。

でも、「エキセントリック」や「アンビバレント」など欅坂46の曲に共感するファンなら、絶対に楽しめるドラマだと思います。

なぜなら、「残酷な観客達」は、欅坂46を含めて、現代のアイドルを取り巻く様々な現象を皮肉を交えて描いたドラマだからです。

「残酷な観客達」は、huluやビデオパスで第一話から最終話まですべて視聴できます。ぜひ欅坂46に興味のある方は、huluやビデオパスで「残酷な観客達」をお楽しみください。

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