3月23日(土)・24日(日)の2夜連続で放送される小栗旬主演のテレビ東京開局55周年特別企画ドラマ「二つの祖国」に、人気の外国人タレントであるモーリー・ロバートソンさんやセインカミュさん、厚切りジェイソンさんら、豪華国際派キャストが出演することが分かりました。
この記事では、「二つの祖国」に出演が決まった豪華国際派キャスト陣とそのことへのツイッターなどSNSでの反響をご紹介します。
また、原作の山崎豊子氏の同名小説やこれまでに放送された東京裁判を扱ったドラマについてもご紹介しました。
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山崎豊子原作ドラマ「二つの祖国」に国際派キャストが続々出演!

出典:ザテレビジョン
山崎豊子氏原作ドラマ「二つの祖国」は、太平洋戦争中の日系アメリカ人の苦悩を描いた作品です。
また、太平洋戦争の敗戦処理として行われた極東国際軍事裁判(東京裁判)の模様が克明に描かれています。
そんな「二つの祖国」に、モーリー・ロバートソンさんやセインカミュさん、厚切りジェイソンさんら国際派キャストの出演が決まりました。
ドラマ「二つの祖国」に出演が決まった主な人気外国人タレントは次の通りです。
東京裁判・裁判長ウィリアム・ウェブ:モーリー・ロバートソン
連合軍通訳部中佐ムーラ:セイン・カミュ
アリゾナ・軍キャンプ査問官ホプキンズ:厚切りジェイソン
マイケル坂田(マンザナール収容所に強制収容された日系二世):ハリー杉山
日本語学校「キャンプ・サベージ」クラーク校長:チャック・ウィルソン
GHQ情報部将校:ケント・ギルバート
ロサンゼルス群立病院・医師ピーターソン:ダニエル・カール
厚切りジェイソンさんは、アリゾナ軍キャンプの査問官ということなので、日本人を取り調べるときは「Why Japanese people!?」と口にするのか?
ダニエル・カールさんは、ドラマのなかで流暢な山形弁を披露するのでしょうか?
とても、気になりますね。

出典:ザテレビジョン
また、ラストエンペラーとして知られる愛新覚羅溥儀をプロフィギュアスケーターの織田信成さんが演じることに。
そこは「中国人タレントじゃないのか!」とズッコケてしまいました。
織田信成さんは、なんと初の中国語セリフに挑戦するとのことです。
ドラマ「二つの祖国」放送決定へのSNSでの反響は?
ドラマ「二つの祖国」の放送決定と豪華外国人タレントが次々と出演することへのツイッターなどSNSでの反響をご紹介します。
日本在住バラエティ外タレ大集合みたいな。。ケントさんは『山河燃ゆ』のトムソン支局長に続いての出演。#二つの祖国#山河燃ゆ
— 迷人Q太郎@大河ドラマ『いだてん』はいいぞ (@qtarox007) March 7, 2019
まさか、ケント・ギルバートさんが軍服を着て演技するとは。たのしみだな~ 英語で演技するの?英語喋れるの? #二つの祖国
— すみっこ大社?(りんこ) (@sumikko_taisha) March 7, 2019
厚切りジェイソンさん眼鏡ないとイケメン度増すね。ケントさん、ダニエルさん、カミュさん、筋肉体操の村雨さんまで!豪華!わー楽しみマシマシ。#二つの祖国
— ブンブク (@kumarasii) March 6, 2019
うおっ、信成めっちゃ溥儀に見える!!
ただ、この溥儀だと死ぬ直前に「チキンラーメン食べたいですゥー!!」と号泣しながら哀願しそう(白目)
小栗旬vsムロツヨシ「二つの祖国」ちょっと意外な“国際派”キャスト発表 https://t.co/uNOuwq6owv #ネタりか pic.twitter.com/tZC3grRxWK
— 羽ぴょん (@dahanekesuike) March 7, 2019
山崎豊子原作「二つの祖国」とは、どのような物語?

出典:公式サイト
「二つの祖国」は、1980年から3年間にわたって「週刊新潮」で連載された山崎豊子氏の小説です。
1983年には新潮社から全3巻に分けて出版されました。
日系アメリカ人の天羽賢治を主人公に、太平洋戦争で日米二つの祖国に引き裂かれた日系アメリカ人の悲劇を描いています。
主人公の天羽賢治は、日本語新聞の記者として日米の架け橋となろうと努めているなかで、太平洋戦争が勃発。
日系人であることを理由に、家族全員が強制収容所に入れられてしまいます。
日本人として生きるべきか、アメリカ人として生きるべきか、悩んだ末に天羽賢治は自ら語学兵に志願し、アメリカ人として生きることを決意します。
日本の敗戦処理として行われた東京裁判には、進駐軍の職員として臨むことに……
山崎豊子氏原作の「二つの祖国」は、1984年にNHK大河ドラマ「山河燃ゆ」としてテレビドラマ化されたことがあります。
その際は、最高視聴率が30.5%という記録的な大ヒットを遂げました。
ちなみに今回のドラマ「二つの祖国」では、実際に東京裁判で使われた防衛省市ヶ谷記念館の大講堂が撮影に使われました。
市ヶ谷記念館大講堂をドラマの撮影に使われるのは、NHK大河「山河燃ゆ」でも実現しなかった史上初のことです。
NHKドラマ「東京裁判」を事前に見て、予習しておこう!

出典:U-NEXT
ドラマ「二つの祖国」の放送が始まる前に、東京裁判や太平洋戦争をテーマに扱った作品を見て予習しておくと、難しいストーリーも頭に入りやすいのでオススメです。
太平洋戦争や東京裁判をテーマに扱ったドラマや映画作品は数多くあります。
なかでもオススメなのがNHKスペシャルで放送された「ドラマ 東京裁判」です。
2016年に4回にわたって放送されたドキュメンタリードラマで、できるだけ史実に忠実に描かれています。
1946年、太平洋戦争を引き起こした日本の戦争犯罪人たちを裁くために、戦勝国から11人の判事たちが東京に集まりました。
ドイツの戦争犯罪人を裁いた「ニュルンベルク裁判」と同じように、「平和に対する罪(侵略の罪)」で日本を容易に裁けると当初、判事たちは考えていました。
しかし、裁判が始まると東条英機の弁護人を務める清瀬一郎が、「日本が戦争を始めたときは、侵略の罪を盛り込んだ法律が制定されておらず、侵略の罪は事後法だ」と主張したことで、議論は紛糾します。
半年ほどで終わると思われていた裁判は長期化していき、各国の利害の衝突や判事たちの対立も表面化していきました。
日本の戦争犯罪人たちをどのように裁くべきなのかをめぐって繰り広げられた東京裁判の舞台裏を描いたドラマです。
「ドラマ 東京裁判」は、エンターテイメント性も持ちながら、実際の東京裁判の様子を撮影した記録フィルムが使われ、できる限り史実に忠実なストーリーとなっています。
だから、分かりやすく(おもしろく)太平洋戦争や東京裁判を学ぶには、オススメの作品です。
まとめ
3月23日(土)・24日(日)の2夜にわたってテレビ東京で放送される小栗旬主演のドラマ「二つの祖国」に、大人気外国人タレントたちが続々と出演することが決まりました。
DJ・ラジオパーソナリティのモーリー・ロバートソンさんやセインカミュさん、厚切りジェイソンさんなどの出演が決まっています。
近日、ドラマの鍵を握る東京裁判で裁かれる東条英機と大川周明のキャストも発表されるとのことです。
豪華キャストが次々と発表されているドラマ「二つの祖国」からは目が離せません。
ドラマ「二つの祖国」を見る前に、難しい東京裁判や太平洋戦争について予習しておくと、ストーリーも楽しみやすくなります。
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